ブランチ、そしてブルームバーグ - クラウドファンディングでニューヨークへ

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カントリースタイルのメニューが食べられる人気のレストラン Friend of a Farmar

 

アメリカの家庭料理とビーコンの話

 

到着して5日目、初めての土曜日の朝は、数日前に挨拶程度しかできなかったTokyo New Cinemaの木ノ内さんの友人で、Sonic Notify(現在はSignal360)でビジネスディベロップメントとして働くLevが改めて会ってくれることになった。

ブランチでもどうかと、グラマシーパークのFriend of a Farmerに誘ってくれた。このレストランは、ニューヨークの農業地帯にある家のような居心地のいい空間で、田舎料理を出すニューヨークでは珍しいタイプのレストランらしい。アメリカの伝統的な家庭料理の一つ、コーンブレッドも食べられるそうだ。

 

Sonic Notifyは、ビーコンと呼ばれる人間が聞こえない音を出す機械を使って、広い場所にいる大勢の人に情報を送ることができるサービスを作っているという。例えば、通信環境の良くない野外フェスやスポーツイベントのような場所で有効なのだそうだ。自分たちでビーコンそのものも開発する、ニューヨークでは少し珍しいハードウェアスタートアップである。

 

Levは、私の取材活動のことを聞いて友達を連れてきてくれていた。彼は、ニューヨークの情報先端企業ブルームバーグで働いているという。そして、なんとこの後ブルームバーグのオフィス見学に連れて行ってくれることになった。

 

ニューヨークの情報リーディングカンパニー ブルームバーグを見学

 

まだ高校生だと言うLevの妹も合流して、一緒にブルームバーグ本社に向かうことになった。まさか、あのブルームバーグに行けるとは思ってもみなかったので、嬉しいサプライズだった。

ブルームバーグもグーグル同様セキュリティが厳しく、撮影は不可ということだった。しかし、土曜日も家族や友達にオフィスを解放して見学できるようにしているとは、驚きである。

中の様子が気になる人は、ニューヨークのメディアビジネスインサイダーの記事で少し見ることができる。

www.businessinsider.com

さすがリーディングカンパニーであるだけあって、オフィスはハイクラスな雰囲気と最先端を感じさせる少し未来的な雰囲気のあるものだった。光沢感のある白を基調としたシンプルな内装に、アーティスティックな家具が合わせてあり、ものがほとんどなくて掃除が行き届いている。

ところどころに大胆なデジタルアートや、モダンでハイセンスな花などが絶妙に配置されいて、デザインだけでなくお金のかけ方のセンスも最高にかっこいいと思った。また、あちこちに株価などのブルームバーグの情報端末が設置してあり、どこでもすぐ商談したり、マーケットについて話せるような雰囲気になっていた。

 

ブルームバーグの創業者であるブルームバーグは、ニューヨーク市長となってニューヨークのスタートアップシーンを大きくバックアップした業界の立役者である。彼がリーマンショックで傾いたニューヨークに、インターネット産業の成長をサポートしたことで短期間に全米第二位の規模のスタートアップの集積地ができあがったのだ。

 

www.instagram.com
ブルームバーグでもらったドリンクカップにはいろんな言語でメッセージが

 

全て無料だというスナックや飲み物はゲストにもそうらしく、私達はまったりお茶を楽しみながら午後めいっぱいオフィス見学を楽しませてもらった。

 

初めてのセントラルパーク

 

夕方からは、日本の大手商社でニューヨーク駐在しているというIさんに会いに出かけた。ニューヨークを知るため、いろんな場所をまわりたいと考えていた私は、冬目前のセントラルパークで会わせてもらうことにした。

 

商社での駐在は基本的に最大で3年、昔と違って今は駐在員の数がかなり絞られているので、一人でいろんなことをやっていかなければならないらしい。また、大手商社では投資先や既存事業に関連する事業も幅広いため、業務も多岐に渡るようだった。

 

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セントラルパーク内、最も南にある広場

 

Iさんの働く大手商社の投資先の一つが、ニューヨークで大きく話題になっていたスタートアップの一つであったため、私の活動をネットで見て連絡をくれたということだった。ニューヨークはつながりがあれば、参加可能なスタートアップイベントが多いということで、何かあれば誘ってくれるということになった。

 

セントラルパークを軽く見て満足した私は、そのままIさんのおすすめで、ついに携帯を購入しにAT&Tへ向かった。日本でSIMフリースマートフォンがまだなかったため、いろんな人のアドバイスを受けて、アメリカで安い端末を買ってプリペイドで使ってみることにしたのだ。

 

アメリカの生活で、いわゆるテキストメッセージと電話でコミュニケーションを取るのが一般的なのは、データプランが高額であることが理由の一つだと思う。通話とテキストだけは定額内で使い放題と割安だが、データ通信はちょっと動画を見るとすぐに通信制限がかかってしまうという感じでコストパフォーマンスが悪い。そもそもデータ通信を携帯に入れていない人も少なくないようだった。

ちなみに、地下鉄は電波が入らないため、SNSを見たり、オンラインでゲームをしたりといったこともできないので、日本の電車内の環境とはかなり違う。

 

変わったものを試してみたい、電話とテキストメッセージができればいいという判断で、ちょうどこの時安くなっていたウィンドウズフォンを選択してみた。(結局安いだけあってか、あまり使えなかったのだが…苦笑)

 

明日はいよいよ、次のairbnbのステイ先に移動する。

 

 

(つづきは以下)

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