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グーグルニューヨークに潜入! - クラウドファンディングでニューヨークへ

2013年 ニューヨーククラウドファンディング取材記

f:id:hynm_rie_ehara:20161209145907j:plainグーグルニューヨークの真向かいにある人気の商業施設、チェルシーマーケット

 

ニューヨークに到着して初めての金曜日、ウェストビレッジを拠点に取材活動するのは今週が最後になる。そんな今週最後のアポイントは、あのグーグルだ。ニューヨークのスタートアップシーンの全体像を知るには、こういう大企業の取材も欠かせない。とはいえ、規模が大きくなるとセキュリティや広報ルールなどが厳しくなるため、取材やアポを取るのも一苦労である。

今回は、幸運にもグーグル本社で働く川島さん(現在はポケモンGoを作るNiantic所属)からの紹介で、ニューヨークに勤務する同僚Tobsの案内で中を見せてもらえることになったのだ。

 

巨大IT企業のニューヨーク拠点を見学

 

滞在先から歩いて10分程度、複数路線が乗り入れる便利な14st駅のすぐ近く、チェルシーと呼ばれるおしゃれなエリアにグーグルニューヨークはある。

フラットなコミュニケーションを好むIT企業は、できるだけ階を分けずに広い場所をオフィスにすることを好む。そこで、グーグルはニューヨークで最も広いビルの一つを所有することにしたそうだ。その広さはなんと27万平米!地図を見てもらうと分かりやすいが、8番街から9番街、15丁目から16丁目まるまる1区画を使った貴重なビルである。

 


1区画まるまる使っている様子がよく分かる

 

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建物に合わせたシックなロゴを掲げるビルの外観 1階は商業施設になっている

 

f:id:hynm_rie_ehara:20161209031841j:plainGoogle NYCの1階受付 ネオン管のサインがかっこいい

 

1階の受付で身分証を提示し、アポイントの予約を確認する。顔写真のプリントされた入館証をもらってオフィスのある階へ向かい、約束していたTobsと落ち合ってオフィスで、チェックインを行った。

残念ながらオフィス内の撮影は禁止だったので、中の様子に興味がある人はオフィシャルページのリンクから見てみてほしい。

 

ロケーションごとに、地域に合わせたオフィスデザインをしているというグーグル。このオフィスでは、そのままニューヨークの街をコンセプトにしているそうで、私が見せてもらった階では地下鉄っぽいインテリアで統一され、雰囲気の違うミーティングスペースがいくつもあった。本社と同じようにゲームルームやカフェテリアもあって、全て無料で利用できる。

印象に残ったのは、様々なコンピューターの歴史を展示したスペースである。例えば初代のアップルコンピューターなんかも展示してあり、コンピューター業界へのリスペクトと愛が感じられる素晴らしい場所だった。

 

グーグルニューヨークには、2000人ぐらいが働いていて、そのほとんどが営業だということだった。世界最大級の都市ニューヨークは、営業拠点として非常に重要である。ちなみに、同じような理由で東京オフィスも規模が大きく、多くの営業が働いているそうだ。

 

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カフェテリアのテラス席からの眺め エンパイアステイトメントビルが真ん中に

 

その後、おいしいと評判のグーグルのランチをごちそうになりながら、案内してくれたTobsにいろいろ話を聞いた。彼は、営業ではなくインフォメーションアーキテクトという情報設計をする職種で、元々イギリスでこの分野について学び、ヨーロッパでキャリアを積んでからアメリカに来たということだった。

彼は唯一撮影可であるテラスに案内してくれて、素晴らしい眺めを見せてくれた。

 

www.instagram.com
植木で作られたGoogle文字前にて

 

忙しい中案内をしてくれたTobsにお礼を伝えてから、アップタウンの方へ向かった。到着翌日に会ったさとこちゃんが、取材に協力してくれそうな友人を紹介してくれるという。

 

金曜の夜のサプライズディナー

 

待ち合わせのPerk Kafeは、こじんまりとしたかわいらしいカフェだった。おいしいコーヒーショップが多いニューヨーク。オフィスに行くのも楽しいが、いろんなカフェを巡れるのもこの旅の楽しみの一つになった。

ここで紹介してもらったのは、日本の広告代理店の関連IT会社でニューヨークで働いているゆうさん。個人的にいろんなイベントに行ったりなど、スタートアップ関係にも詳しいという。ところで、ほんとにニューヨークで会う日本人女性は皆、笑顔がとても素敵だ。元々かもしれないが、環境の影響だったらすごいいいことだなと思った。

実は私がアメリカを訪れるのは、10年以上ぶり。英語にも少し不安があったので、さとこちゃんの提案でタイミングが会えば通訳などを手伝ってもらうことを出発前に相談していた。結局、取材が平日の昼間だったりの調整も難しそうだというのと、いくつか取材してみてなんとかなりそうだったので、何かイベントがあったら案内してくれるなどの形で協力してくれることになった。

 

この日の夜は、さとこちゃんがニューヨークにいる、彼女の知っている日本人IT関係者を集めた夕食会を開いてくれるという。カフェを出た後、一緒に会場であるインド料理屋Spice Symphonyに向かった。

この日集まってくれたのは、エンジニアの山崎さん、小山さん、西嶋さん、それからこの日たまたまニューヨークを訪れていた日本IT企業で働いているまいちゃん4人。ニューヨークでまだ新しいインターネット関係の仕事に就いている日本人はほとんどいないということで、たまにこういうメンバーで集まっているという。

確かに日本育ちの日本人同士でしか分からないようなこともあるだろうし、アメリカに移って普段ローカルな環境で暮らしていても、こういう仲間は大事なんだろうなと思った。

 

結局それぞれ何をやっているかなどを話しているうちにあっという間に時間は過ぎてしまい、1週間をなんとか終えた安堵感もメンバーからの温かい歓迎ムードもあって、あっという間に酔っぱらってしまった私なのであった。

 

 

(つづきは以下)

ehara.blog.houyhnhnm.jp