ニューヨークファッションウィーク2016 - NYFW前編

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今年の夏、気鋭のブランドTELFARのクリエイティブディレクターに初めて会った際、ショーに招待してもらうことになり、初めて9月7日から開催されたニューヨークファッションウィーク(以下NYFW)に行ってきました。


今回からメイン会場がミッドタウンとローワーマンハッタンの2箇所になり、厳選された151(昨年同月は394が参加)のブランドが参加。今年2月から試験的にはじまったショーの直後にアイテムを販売する"See now, Buy now"形式が、今回から数多くのブランドによって導入され、著名人とブランドがコラボしたアフォーダブルな価格帯のカプセルコレクションが登場したり、モデルやプレゼンテーションの形がより多様になり、街全体で盛り上がりを見せていました。

 

NYFW初日にBergdorf GoodmanにOPENさせた、リアーナのブランドFENTY×PUMAのPOPUP

 

NYFW初日は、”Ready to Buy”形式を取り入れ、久しぶりにニューヨークでショーをしたトム フォードと、ルーズベルトアイランドで開催されたカニエ・ウエストのYeezyのショーで幕開け。カニエのショーは、猛暑の中場所が遠かったこともあり、大幅に遅延した上、倒れてしまうモデルも出たということでも話題になってました…。 

私はこの日は、期間中数多くの参加ブランドのヘアメイクを手がけている、augument 二階堂さんに招待していただいて、Gansevoort Park Avenue NYCホテルのボールルームでVICTOR dE SOUZAのショーへ。

 

今回のコレクション、テーマに合わせてメインに使われていたのはスパンコールなどを多用した華やかなユニコーン!初日から非常にニューヨーク的な貴重なランウェイを体験できました。ドレスはほんとにどれも素敵で、チュール使いが私のつぼでした。

このブランドは、LADY GAGAやリアーナなど、主に雑誌やショー向けの衣装などを手がけていることで知られていて、ドレスは1点150万円など、基本的には一般人には縁がなさそうではありますが、アクセサリーやメイク用品はアフォーダブルな価格で販売しています。日本にもこういうブランドあるんでしょうかね?

ちなみに今回のショーには、歌手でストリッパーのAmanda Lepoleも出ていて、ダイナマイトボディ全開のドレスで、聴衆を魅了していました。

 

 

2日目は、今回の主目的であったTELFARのショーでローワーマンハッタンのメイン会場へ。メイン会場はウェイティングエリアで飲み物がサーブされたり、ポップアップショップがあったりして、ショーの前後も楽しめるようになっていました。

 

 

TELFARは、TELFAR CLEMENSによって2005年に設立された、水着やスポーツウェアを普段着向けにデザインした、先進的なユニセックスブランドです。Dover Street Market NYCやOpening Ceremonyなどでも扱われ、特にここ数年はオンラインでユニークなプレゼンテーションを行うことでも話題になっています。

実際ショーにも、他のショーよりも多様なタイプの人が集まっていて、ショーと合わせてなぜこのブランドが注目されているのか理解できたような気がします。ボーダーの曖昧な服が、カラフルにランウェイを歩く様子は想像以上に刺激的でした。個人的には、前後を入れ替えたり、大胆に背中を空けたデザインのポロシャツなどが好きでした。

ちなみに彼らは、New Museumの運営するインキュベーション施設New Incに入居しています。

 

出発前から見ることが決まっていたこの2つのショーですが、非常に対称的でニューヨークのカルチャーの多様性と奥深さを垣間みることができました。ファッションを切り口にして、一度に様々なコミュニティを知ることができるという意味でも、現地に実際行ってみて本当に良かったです。

 

次回は、ニューヨークのファッションジャーナリストと回ったランウェイ以外のショーや一番大きなメイン会場の様子、総括を書きたいと思います。

 

後編はこちら

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